12月18日、石川県地場産業振興センター本館にて石川民医連2016年度全職員研修会がおこなわれ、職員・共同組織の方々442名が参加しました。
はじめに中内実行委員長の開会あいさつのあと、松浦県連会長のあいさつがあり、「いのちの価値を考える」として神奈川県相模原での障がい者施設殺傷事件に見られる優生思想とナチス、広がるヘイト発言や格差社会に触れ、わたしたちがいのちの平等を掲げる意味が問われていると話されました。つづいて医学生奨学生確保に向けた具体化としてMovement2016の提起が武石医師から紹介されました。
記念講演はテーマ「安倍改憲政権の正体」としてジャーナリストの斎藤貴男さん。アメリカに従属・追随しつつ改憲にひた走る安倍政権によるマスコミ支配の実態、「インフラシステム輸出」という国策を推し進めるための自衛隊軍備増強と原発輸出と再稼働の推進などをわかりやすく説明されました。
午後は分散会(5会場)と特別分科会「地域包括ケア」が行われました。