第4回患者会交流集会開かれる

11月18日石川県地場産業振興センターにおいて第4回患者会交流集会がおこなわれました。前半は公開講座「がん医療の取材経験から患者会活動に期待すること」として永山悦子氏(毎日新聞編集委員)の講演がありました。がん治療の模索と葛藤、経済的な問題も含め様々な課題を抱えるがん患者と家族の実情が紹介され、医療者や自治体、支える人々との連携の広がりへの期待が述べられました。一人ひとりの暮らし・願いを尊重する支援の必要性を強調されました。

石川民医連では現在、病院を中心に14の患者会が活動しています。集会後半の患者会交流では参加された9つの患者会役員・担当職員より会員相互の親睦や学習を深めるなどの活動の紹介や会員減少や活動の停滞などの悩みも率直に話される中、患者会活動の位置づけをあらためてとらえなおし深める機会となりました。

2年ぶりとなる開催でしたが、今後毎年開催できるよう検討していくことも話されました。