第32回 看護・介護活動研究交流集会がおこなわれました

3月4日、石川県青少年総合研修センターにて第32回石川民医連 看護・介護活動研究交流集会がおこなわれ、看護・介護職員など210名が参加しました。
開会あいさつでは本田千春実行委員長が自ら参加した原水禁世界大会や辺野古支援の経験を紹介し、仕事の土台となる平和の問題についても学ぶ機会にしたいとのべ、つづいて松浦健伸県連会長、新知事誕生の会 こくらえみ県知事候補のあいさつがありました。
学習講演は「被爆体験と原爆被災者友の会活動から見える平和憲法の重要性について」。講師の西本多美子さん(石川県原爆被災者友の会会長)は、原爆被災者として当時の壮絶な体験、長年の核兵器廃絶の運動により核兵器禁止条約の国連採択とICANのノーベル平和賞受賞となった今、残された時間、原爆被災者の「生き証人」として訴え続けたいと語られました。講演後、原水爆禁止世界大会に参加した職員からの感想も紹介されました。
 午後は37演題を5つの会場で分散会にて発表・討議をおこないました。終末期や緩和ケア、認知症に関するテーマが多くありました。交流集会で報告された演題の中から第14回全日本民医連看護介護活動研究交流集会の応募演題を推薦してゆきます。